super "my co" の大冒険 vol.20
早速、カンパニーハウスに資料請求をし、銀行にビジネススタートマニュアルも入手。新たな気持ちで投資銀行の仕事に取り掛かった。そこへたまたま風が、部屋に入ってきた。彼は「まずビジネスが動き出すまでは、会社を作ってしまうと大変だから、しばらく準備に集中した方がいいでしょう。」とアドバイスしてくれた。私も大いに納得した。まず、ビジネスプランをしっかり立てなければならない。そう言えば、黒幕も「ビジネスプランができたら見てあげましょう。」と言っていた。道のりは長いが、なんとかやってみせたい。もう2月。春が近づいていてきた。
パーティー三昧だった週末をすごしたある日曜日の朝だった。寝ていた私の3メートルほど先に置いてある電話が鳴った。出るのが面倒なくらい眠い。しかし電話は無視しても一向に鳴り続けている。その根気のよさに負け、受話器をとった。相手はmiwaだった。異常にハイテンションで、ゲラゲラ笑っている。「あ、もう起きたの?昨日パーティーだったんでしょ?もしかしてまだ飲んでるとか?」時計を見ると7時半。あのパーティーなら、それもありうる、まだ眠っている頭を押さえた。カチカチと鳴る時計の針の音が、また睡魔を呼ぶ。彼女の笑いは止まらない。「もう飲んでない、飲んでない。」落ち着いて話し始めた。「実は朝起きたら、目の前に泥棒がいたの。」「はぁ?」気が違ったのか。よく話しを聞いてみると、朝、彼女の部屋をノックする音が聞えたので、「誰?」と聞いてみたという。返事がなく、フラットメイトがそっと忍び足で近づいてきて、驚かそうとしているのだと思い、悪知恵が働いた。「目の前に来たら、急に飛び起きて逆に驚かそう。」一歩、二歩、三歩・・・ガバッ!っと起きたら、目の前に見たこともない顔が「はっ!」と、物凄く驚いている。スパニッシュ系の凄くマヌケな顔だったという。miwaは、フラットメイトの名前を大声で叫んで、泥棒より先に逃げた。miwaの悲鳴を聞いた上の住人は、犯人を窓から見つけ、「こないだ家に入った奴だ。」と判り、追跡しようとしたが、見失った。miwaの笑いに人間の大きさを改めて実感した(それとも気が違ったか?)週末であった。
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