super "my co" の大冒険 vol.22

お洒落なショップの取材、ハイドパークの風景写真、流行りのレストランの取材、手当たり次第ロンドンならではのコンテンツを集めている私達。黒幕の言うように、コンテンツをインターネットで日本市場に持ちこむ工夫も考えなければ。ビジネスプランも作って、会社も設立。あぁ、やることがたくさんある。

嵐のような週末を終え、今日は朝8時から日系企業のオフィスへと向かう。ここの会社は結構こじんまりしていて居心地がいい。所長は、とても落ち着いた感じの人で、人脈も多く、副所長はエンジニアでお茶目。もうひとりIさんという若い人がいるのだけれど、この人は若くてエリートらしい。色々な所で研修をしているから「全然社業に貢献していない」と時々冷やかされている。しかし皆いい人だ。

女性チームはとても凄いパワーで、男性人を圧倒しまくり。Mさんは、朝早くから夜遅くまでバリバリと仕事をこなし、私は彼女に憧れる気持ちを抱かずにはいられない。またイギリス人のKは、吸い込まれるような美人でいつも羨望の眼差しで見てしまう。所長の秘書はまるでジェシカおばさんの事件簿のおばさんに似ている。いつも私にお手本を見せてくれる頼もしい先輩だ。そして、Eさんは一番若い女の子で、天然ボケのキャラクター。アルバイトのAさんは爽やか系のいい人だ。

ここにいると、いつも心が和む。今日は所長のところに日経新聞の記者が取材に来ている。私はコーヒーを入れて、笑顔を振り撒きながら、応接室に入る。目が合った記者は「日本の女の子もロンドンで活躍しているんですねぇ。」所長も「いろいろと頑張っているみたいで、僕も結構尊敬しているんですよ。あ、そうだ、彼女達の取材でもしたら?」「まぁ、御冗談を・・・」と私は赤面した。法律くらいなら少し判るけど、経済は全然ダメ。限界効用、乗数効果ギッフェン財・・・なんだそりゃ。しかも最近は飽食がたたってデブってきたから写真なんてもってのほか。あぁ、恥ずかしい。でも、これは冗談よね。私が記事になるわけないわ。



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