super "my co" の大冒険 vol.24

この快挙を誰かに説明したい」と思った私は、投資銀行のサッビーを最初の「実験台」に選んだ。サッビーは、どうも、私のことを馬鹿扱いする。この前も親切に芸者文化を教えてあげたのに、サッビーは感謝もせずに、「君は、暴走する酔っ払い芸者ってかんじかな」と冷酷なコメント。それに、アライグマと一緒のディナーでも割り勘を提案して、私をドーナッツ地獄へと追いこんだわね。よし、まず、サッビーの鼻っ柱を叩いてやろう。と思って、投資銀行を覗いたら、サッビーはいる。相変わらず、真面目な顔で、Financial Timesを読んでいる。私は意気揚揚とサッビーの前まで歩いていき、声をかけた。

「日経新聞って知ってる?」と私。

「当たり前だろう、邪魔するなよな」とサッビー。

ここまでは予定通りの展開。私は、一気に、敵を倒すべく、少し声を重厚な感じにして言った。

「日経新聞の記者の取材を受けちゃった。テクニカルなことを説明して疲れたわ。でも、私の分析がユニークだったみたいで、記者も満足してくれたみたい。近いうちに記事になると思うから、その時は意見を聞かせてね。」

サッビーはポカンとした顔で、何が起きたか判らないよう。「お前熱があるんじゃないか」という顔。そして言った。

「取材を受けたのは判りました。でも、記者の取材内容で記事になるのは少ないんだぜ。記事にならなかったことをボツと言います。多分、yokoの記事もボツです。もし掲載されたら、日経の翻訳を読むのやめるよ。」

悔しい、今度、期限切れのドーナッツを、昼飯前に、お前の机の上に何気なくおいてやる。正露丸でも買っておけ。と、内心めらめらと燃えたが、Sさん、好青年だから大丈夫だよね。

「そうね、難しいかもね、あなただってFinancial Timesに載った事ないものね」

サッビーは少し動揺。ザマーミロッ!



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